大晦日に食べる定番の料理・年越しそば。
一年の締めくくりとして、家族みんなで紅白歌合戦を見ながら、年越しそばを食べる人も多いですよね。
でも、どうしてそばを食べるのでしょうか?
今回は年越しそばの由来や意味、正しい食べ方などをご紹介していきます。

■大晦日は年越しそばの日

年越しそばの日は、ずばり大晦日です。
本来は商人が忙しくなる30日に、手間がかからない料理として食べられていたため、大晦日の前日である12月30日に食べられていましたが、現在は年の区切りに食べる定番料理となっています。
もちろん「手間がかからないから」という理由だけで食べられているわけではありません。

■年越しそばを食べる理由

年越しそばを食べるもう一つの理由は、そばの形状が関係しています。
そばは細長い形をしていますよね。これが細く長く生きられるということに繋がっているのです。
加えて、そばは切れやすいという性質も持っています。
今年の悪い運や縁を断ち切って、新しい年に望むというのも年越しそばを食べる理由です。
他にも、そばの実は三角形で、三角形は邪気を祓うからといった由来があります。
うどんよりもそばがいい、とされているのには、ちゃんとした理由があったんですね。

■年越しそばの起源

年越しそばが食べられるようになったのは、江戸時代からです。最初は前述したとおり、忙しい商人が素早く食べられる料理として、そばが食されていました。
また、鎌倉時代に年を越せない貧しい人々へ振舞われた「世直しそば」が起源になっているという説もあります。

■年越しそばを食べるタイミング

年越しそばを食べるタイミングは、特に決められていません。
夕食としてそばを食べる人もいますし、年明け直前の午後10時ごろから、夜食として年越しそばの準備を始める家庭もあります。
どちらでも問題ありませんが、年明けまでには完食できるようにしておきましょう。
年越しそばを食べ残すと、金運が逃げてしまうといわれています。
昔、金銀細工職人が金粉を集めるために、そばの団子を使っていたことがあり、このことからそばは金と縁深い食べ物とされています。
最後の一本までキッチリと残さずに食べてくださいね。

■まとめ

一年の締めくくりにふさわしく、さまざまなご利益を持つ年越しそば。
忙しい最中に食べられていたこともあって、時間がない時にも手軽に食べられる料理です。
残さずに全部食べて、新年へと望みたいものですね。

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