日本独自の風習として、海外で取り上げられることも多いお盆。
亡くなった人が現世に帰ってくる日だといわれていますが、いつから始まった行事なのでしょうか?
今回はお盆の起源や由来について、ご紹介していきます。

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■お盆とは

ゴールデンウィークの次にやってくる大型連休として、楽しみにしている人も多いお盆。
実家に帰省して、家族・親戚一同と食事を楽しむ行事・・・では、もちろんありません。
お盆は亡くなったご先祖様の霊を供養する期間です。
毎年、8月15日前後に行なわれます。

■お盆の語源

お盆という言葉はいわゆる略語のようなもので、正式には盂蘭盆会(うらぼんえ)という名称です。
盂蘭盆会はインドから流れてきた言葉で、逆さ吊りという意味があります。

■お盆の由来

お盆の由来は、盂蘭盆会という言葉と深く関わっています。
お釈迦様のありがたいお話が元になっているのです。

その昔、目連尊者というお釈迦様の弟子が餓鬼道に落ちて、逆さ吊りにされて苦しむ自分の母親の姿を目撃しました。
何とかして助けられないものか、とお釈迦様に相談した目連尊者は「お前が多くの人に施しをすれば、母親も助かる」というアドバイスをしました。

このアドバイスを実行した目連尊者は、無事に母親を餓鬼道から救い出すことができたというお話です。
このお話が元になって、お盆の時期にはさまざまな供物を仏壇の前に捧げるようになりました。

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■お盆はいつ始まった?

お盆が始まったのは、606年だといわれています。
推古天皇が4月8日と7月15日に斎を設置して、亡くなった人たちに祈りを捧げたことが始まりです。
ちなみに、昔は高貴な人たちの間だけで執り行われる行事でした。一般市民にお盆が浸透したのは、江戸時代になってからだと言われています。

■新盆と旧盆の違い

お盆には新盆と旧盆があります。旧盆は旧暦に沿って行なわれるお盆で、新暦が採用された現代でも、旧暦の7月15日前後に先祖の供養を行なう地域があるようです。
沖縄では、今でも旧盆が正式なお盆とされています。

■まとめ

いかがでしたか?
お盆は単なる大型連休ではなく、ご先祖様の供養を行なう大切な期間です。
一年に一度は実家に帰省して、家族と一緒に亡くなった人たちを思い出してあげてください。

詳しい手順がわからなくても、仏壇にお供え物をして、お墓参りに行くだけで供養になります。
「お盆の時期は忙しい」という人は、旧盆に供養を行なうというのも良い方法ですね。

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